第37回奈良県立橿原考古学研究所公開講演会 「王権は移動したか-纒向から柳本へ-」

11月3日(金・文化の日)に奈良県社会福祉総合センター 大ホールで

第37回奈良県立橿原考古学研究所公開講演会 「王権は移動したか-纒向から柳本へ-」

が開催されます!!

天理市柳本町にある前方後円墳である黒塚古墳の発掘調査を実施してから、今年で20年目。

黒塚古墳の発掘調査では、竪穴式石室がその一部を除いて、

後世の盗掘を受けていない状態で発掘調査され、

34面もの銅鏡や様々な種類の多数の鉄器が出土するなど、

奈良盆地東南部における古墳時代前期の前方後円墳の実態を解明する上で、

きわめて貴重な知見を得ることができたそうです。

 

今回は、黒塚古墳の発掘調査やその後の継続的な整理作業で得られた知見に基づく最新の研究成果、

纒向遺跡の調査研究に第一線で従事して得られた視点から初期ヤマト王権の展開を考える上での黒塚古墳の評価、

さらに奈良盆地東南部における王権の成立・展開について、

東アジア的な幅広い視点からの検討などの内容で講演が行われます。

入場無料、当日先着550名です。

会場の奈良県社会福祉総合センターはゲストハウス笑顔から自転車で10分ほど。

私も聞きに行ってみようと思います!!

 

奈良県社会福祉総合センターはこちら↓↓

 

以下、橿原考古学研究所のホームページからの抜粋です。

◆開催日時

平成29年11月3日(金・文化の日) 13:30~(開場12:30)

◆場  所

奈良県社会福祉総合センター 大ホール(橿原市大久保町320番地)
近鉄橿原線畝傍御陵前駅下車 東出口から北東へ徒歩3分、
センター西隣に橿原市営畝傍御陵前駅東駐車場(有料)あり。

◆主  催

奈良県立橿原考古学研究所、公益財団法人 由良大和古代文化研究協会

◆事業目的

奈良県立橿原考古学研究所では、発掘調査・研究の成果を一般に広く還元し、考古学ならびに文化財保護への理解を深めてもらうことを目的に、文化庁の文化財保護強調週間ならびに奈良県文化財の日の関連事業として、公開講演会を開催します。

◆内  容

奈良県立橿原考古学研究所と天理市教育委員会が共同で、天理市柳本町に所在する前方後円墳である黒塚古墳の発掘調査を実施してから、今年で20年目となります。黒塚古墳の発掘調査では、竪穴式石室がその一部を除いて、後世の盗掘を受けていない状態で発掘調査され、34面もの銅鏡や様々な種類の多数の鉄器が出土するなど、奈良盆地東南部における古墳時代前期の前方後円墳の実態を解明する上で、きわめて貴重な知見を得ることができました。
そこで今回は、黒塚古墳の発掘調査やその後の継続的な整理作業で得られた知見に基づく最新の研究成果、纒向遺跡の調査研究に第一線で従事して得られた視点から初期ヤマト王権の展開を考える上での黒塚古墳の評価、さらに奈良盆地東南部における王権の成立・展開について、東アジア的な幅広い視点からの検討などの内容で講演を行います。

◆入場料等

無 料(定員550名・先着順)

◆対 象 者

一 般

◆開催当日スケジュール

13:30        開 会
開会挨拶             奈良県立橿原考古学研究所 副所長 豊岡卓之

13:40~14:30 講演1
「黒塚古墳の最新研究成果」
奈良県教育委員会事務局 文化財保存課 課長補佐 岡林孝作

14:30~15:20 講演2
「纏向遺跡と纒向古墳群からみた初期ヤマト王権と黒塚古墳」
桜井市教育委員会 文化財課 課長 橋本輝彦

15:20~15:35    <休 憩>

15:35~16:35 講演3
「東アジアにおける初期ヤマト王権と黒塚古墳」
奈良県立橿原考古学研究所 所長 菅谷文則

16:35~ 閉会挨拶              (公財)由良大和古代文化研究協会 業務執行理事
奈良県立橿原考古学研究所 特別指導研究員 泉森 皎

司 会  奈良県立橿原考古学研究所 調査部 部長 宮原晋一

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