奈良県宿泊統計調査を分析してみました

平成28年度の奈良県宿泊統計調査の結果が公表されています。こちら

奈良県の宿泊者数は 272.6 万人で前年( 277.0 万人)に比べ 1.6%の減少みたいです。

外国人は31.7万人で前年比2.3万人増。その85%が奈良市があるエリアに宿泊しています。

奈良市内は数年前から外国人が多くなりましたもんねー。

 

色々と細かいデータも公表されているので自分なりにいじってみました(^^♪

もともとバリバリの理系人間なのでそういうの好きなんですよ(笑)

まずこのグラフ。平成21年度の宿泊者数に対する各年度の比率を表しています。

奈良Bエリアというのが我々のゲストハウスがある橿原市を含むエリアです。

平成22年には平城遷都1300年祭のために一時的に宿泊客が増えていますが

奈良県全体、奈良Bエリア全体としてはほぼ横ばい、よく言って微増です。残念ながら。

それに対して、奈良Bエリアの簡易宿所では平成25年までは減少傾向だったのですが

近年はV字回復しています。これはなんででしょうか。

 

さらに掘り下げるために奈良Bエリア簡易宿所の年度別宿泊者数をみたものが下のグラフです。

簡易宿所の数が増えているので全体的に宿泊者が増えたのはもちろんですが

閑散期とされている冬の宿泊者数が近年大幅に増えていることがわかります。

この影響によってV字回復しているといえると思います。

近年その傾向が強まっているので、今年も冬にお客さんが来てくれるということでしょうか。

冬はお客さんが減っちゃうのかなと思っていたので、これは興味深いデータですね!!

初めての冬を迎えるゲストハウス笑顔には力強いデータなのでした(*^^)v

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